本記事では、仮想通貨は終わったのか、これからなのか?について考察します。
【オワコン説を検証】仮想通貨は終わったのか、これからなのか?
みんなどんどんやることがなくなってきている
今の時代、人間にとってはどんどんやることがなくなってきています。
ひと昔前の時代には、白黒テレビ洗濯機冷蔵庫は三種の神器と呼ばれ、豊かさの象徴・みなの憧れでしたが、今となってはテレビも洗濯機も冷蔵庫もどの家庭にも当然のように置いてあります。
三大キャリアが市場を独占し、高額な通信費用を設定していた時代もありましたが、今ではだいたい3000円とか4000円。格安SIM出やすいものを選べば、月1000円も可能です。(月額1万円が当たり前だった時代からは考えられませんね、)
また会社内の日頃の業務もIT技術により効率化され、物理的な手作業のボリュームは大きく減りました。昔は何事も手書きでやらなくてはいけないことも多く、資料も紙ベースで保存していたので探すのでも手間ですし、情報を共有するのが現在の何百倍も大変だったことでしょう。
今では PPTファイルをパッとteamsに貼り付けて終わりですし、専用のファイルサーバーに保存しておけば車内のどこからでも誰もが簡単にアクセスすることができます。
前置きが長くなりましたが、要するに、IT 技術の進歩によって私たちの生活はより便利になり、それに伴って著しく手間だった手作業が激減しました。
裏を返せば、年々私たちは暇になっていっているということもできます。
その余った時間をどこに投入するか?
現時点では、YouTubeやネトフリ、アマプラなど動画ストリーミングの視聴や、スマホゲームに多くの時間を費やす人が多いですね。
中でも、全世界のインターネット通信のトラフィックの15%がNetflixによって消費されているということはご存知でしょうか?
それくらい、みなが動画を見まくっていて、暇を持て余してるということです。
なぜこの話をしているかと言うと、この暇な時間の増加が、個々人が投資(マネーゲーム)に充てる時間に置あき換わる可能性があると考えるからです。
現時点ではまだ参入障壁が高い株式や外貨取引ですが、投資信託とNISAの普及により、どんどん普通のサラリーマンがプレイする時代になってきています。
そう考えると、仮想通貨市場はこれからますます伸びていく可能性はあります。
ここできれいになるのが、仮想通貨の特徴です。
仮想通貨の特徴
・世界中の誰でも取引できる
・いつでも取引できる(土日祝日深夜帯も、取引所がクローズしない)
・通貨ではあるが、国内でもっとも広く流通する基軸通貨といえるまでの地位にはない
ゆえに夢がある
会社の株式にしても、為替についても、ある一定の価格変動はあるものの、著しく大きく変動することはありません。
為替が著しく大きく変動する
→国際社会におけるある特定の国の価値が著しく上昇することも、著しく没落することも一般的には考えづらい。国がなくなったりでもしない限り、考えづらい
株式が著しく大きく変動する
→1つの事件で会社の信用が半分になったり、1つの新商品で会社の信用が2倍になったりということは、さすがにない (世界の仕組みを揺るがすような大発明でもない限り。それこそ核に次ぐ殺りく兵器など。ただし、これらは発明されても表には公開されないことでしょう)
株式≒会社の価値
為替通貨≒その国の価値
仮想通貨→特定の国や会社が管理しないので、いつまでもマネーゲームの媒体でいることができる
要するに、為替も株式もある程度は安定していなければならないわけです。
それだけ多くのステークホルダーが関わっており、ちょっとやそっとでは価値が暴騰したり没落したりはしないということです。
これに対し仮想通貨は、通貨として一部、物品との交換にも利用できますが、現時点においてはまだまだ通過というよりもマネーゲームの素材と言え、価値の上げ下げに存在価値があると言っても過言ではないでしょう。
これが国際的に広く、例えばビットコインがモノの売買契約などで通貨として認められるようになった場合には、価格の変動は為替市場並みに安定し、ボラティリティの高い商品ではなくなるでしょう。
ですが今のところは、国が正式に発行していない通貨が基軸通貨(円やドル、ユーロ等)並みの地位を確立することは考えづらいでしょう。
そういう事情で、仮想通貨はこれからの時代もマネーゲームの素材として高いボラティリティーを楽しむことができるでしょう。
それが必ずしも上昇のみとは限らないので、これから大きく価値が下落することも考えられますが、それも含めマネーゲームなのではないでしょうか。
ベーシックインカ厶制度も、いつかは始まるかもと言われてる時代です。
ボラティリティがなくなる問題
以前から言われている5日ボラティリティが高くなって価格安定するという意見はどうなのでしょうか?