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【なぜ】ポンコツで使えない無能高学歴が生まれる理由【仕事できない】

ポンコツで使えない無能高学歴

けっこうしんどい人たちですが、多いものです。

本記事では、ポンコツで使えない無能高学歴が生まれる理由をまとめます。

 

■本記事で学べること

・ポンコツで使えない無能高学歴が生まれる理由




【なぜ】ポンコツで使えない無能高学歴が生まれる理由【仕事できない】

そもそも、高学歴には2パターンいる。

まず、大前提として、高学歴と一言に言っても、大きく2パターンの人がいます。

①要領がいい高学歴
→理解力が高いので、未知の事柄を見ても短時間で概要を理解できるタイプ
応用力もあるので、似た事柄を過去の事柄と関連づけて理解することができる

②要領が悪い高学歴
→理解力が高い訳ではなくて、ガリガリ勉強したことによって合格点に届いたタイプ
努力はできるんだけど、要領はよくないので、単位時間あたりの成果は小さくなりがち

①要領がいい高学歴に関しては、なにも問題がないので割愛しますが、問題は②要領が悪い高学歴です。

彼らは要領のよさで学歴を勝ち取ってきた訳ではなくて、圧倒的な勉強時間で高学歴に至ったので、短い時間でのキャッチアップは苦手です。

受験においては、1日1時間勉強する人もいれば、1日16時間勉強する人もいるなどして、勉強時間に差が開くやすいのですが、仕事においては最低でもみんな8時間は仕事するので、多くてもダブルスコアしか付けられません。(16時間働いたとしても)

さらに、今の時代は「働き方改革」がうるさいので、サービス残業などをして残ることもできづらいので、業務に当てられる時間はせいぜい1.5倍でしょうか?

※残業なしの人が8時間として、毎日4時間働いて12時間。4時間×20日=80時間は働き方改革的にアウトなので、毎日2時間はサービス残業して、月40時間申告にするようなイメージ?

長々となりましたが、要は「人の5倍、6倍勉強してました!」ってガリ勉くんが、仕事においては時間で勝負できなくなったので、密度で勝負せざるを得ない状況になったんです。

密度における勝負では、要領が悪いので、当然勝てません。

学歴に必要な能力と仕事で求められる能力は違う

 

学歴に必要な能力
→基本的には、暗記能力。暗記ができていればいいので、極端な話、丸暗記でもOK

 

仕事で求められる能力

※仮にIT営業職とします。職種ごと求められる能力がちがうとは思います。

・コミュニケーション能力:対応を適切に依頼する能力、技術的な観点をヒアリングする能力
・実行力:

 

IT運用保守 (コールセンター)
・案件対応が一人でできるようになる能力:もの覚えのよさ、似た対応を関連づけて処理する能力
★ここに暗記能力は含まれる
・クレームをうまく受け流す能力:
・人に教える能力、人を育てる能力
・協力して案件をこなしていく能力

IT企画
・他社協力会社と協力している能力
・実行力

ひとえに言えることは、暗記力が最重要とされるケースはあまりないということです。

もの覚えが悪いと不利ですが、もの覚えがいいからといって圧倒的に評価されるということもありません。

ただし、傾向としてはコールセンターのオペレータや現地作業員であれば、対応する仕事が単純作業になりやすいので、暗記ができることがアドバンテージになるかもしれません。

考えていかないといけない世界になってきた

昔みたいに、ひたすらモノを売ればいい時代ではなくなってきています。

20、30年前は、人口も伸びているし、産業はゆるやかに発展していて、なおかつITで無駄な業務 (例:印刷・ファイリング、電話の取次ぎ、ハンコ、お茶くみ)が効率化されてもいなかったので、手数の多さで勝負できる時代でした。

インターネットも発展途上だったので、お客さんが情報を得るために重要な役割を担っていたのが現場の営業部隊だったため、訪問すればするほど、成約できる確率も多く、お客さんが自主的に情報をキャッチする術もありませんでした。

ここで何が求められるかと言えば「要領のよさ」や「思考力・応用力」です。

絶えず新しい技術は出てくるし、ビジネスの在り方も変わっていきます。

そうなると「時間をかけて暗記することは得意だけど、キャッチアップに時間のかかるガリ勉くん」では太刀打ちできない訳です。

まとめ

 

・高学歴のうち、要領の悪い高学歴が仕事できない層
・受験では、人の数倍勉強時間を確保することで学歴を勝ち取ったが、会社では労働時間で差をつけづらい
・仕事の種類も、単純作業から考えることが求められるようになった (≒要領のよさが必要になった)
・時間をかけて暗記は得意だけど、キャッチアップに時間のかかるガリ勉くんが没落するようになった

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