IT資格は役に立たない
IT資格はいらない
IT資格が意味ない
そういう人もいますが、ちょっと違うんじゃないかと思います。
私も以前は、IT資格不要論者でした。
しかし、転職を機に周囲がIT資格の有資格者だらけになり、資格に対する考え方が変わりました。
具体的には「資格は持つ必要がない」から「必要があるかは分からないが、最低限持っておきたい」という考え方に変わりました。
本記事では、その辺りの思考の転換をベースに、資格不要論者の落とし穴についても触れます。
【根本】スキルや知識があるなら、資格が取れないことはない
資格が役に立つかどうかは別として、資格が取れるかで考えたら、スキルや知識があれば、取れないことはないんです。
だったら、取ればいいと思うんです。
取った結果、評価されるシチュエーション、評価されないシチュエーションはあると思いますが、それが分かるのも資格を取ってからの話なので、まずは取得していることが重要です。
資格不要論者の落とし穴
資格不要論者がいうのは「技術力があれば、見せかけだけの資格なんて持っていなくても問題ない」となりやすいのですが、これは正しいようで実は損をしています。
というのも、実際に技術力があるのと、技術力があるということが他人から認められるのは、別の話だからです。
正直、自分の本当の力量は自分しか分かっておらず、他人からすれば資格という客観的に能力を証明できるような指標がなければ、本当に技術力があるのかなんて分からないんです。
これは、とくに転職時に顕著になりますが、能力の証明は「経歴・学歴・資格」でしかできないので、資格がないと学歴と経歴で目いっぱいアピールをしなくてはいけません。
また、一部には「技術力があれば、当然資格の一つや二つは取ってしまうのが自然」と考える人もいるので、そういう考えをもって人が面接官になってしまうと「実は技術力は大したことがないから、資格も取れないんだ」と思われてしまいかねません。
IT系の資格まとめ
最後に、IT系の資格を種類別にまとめます。
資格を取ろうといっても、まずどんな資格があって、どの資格を目指せばいいかが決まらなくては勉強もくそもないので。
【IT系の資格まとめ】
国家資格
ITパスポート
情報セキュリティマネジメント (狙い目資格)
基本情報技術者
AWSクラウドプラクティショナー
ソリューションアーキテクト
シスアド
モバイルシステム技術検定
IoTシステム技術検定
ドットコムマスター
VoIPアドバイザ
CompTIA Cloud Essential
ITIL
CCNA、CCNP
LPIC