本記事では、20代で2回目の短期離職についてまとめます。
巷では、短期離職は悲惨な末路を迎えるという意見もある中、私は2回目の短期離職でも転職を成功させることができた身なので、短期離職は必ずしも悲惨な末路が待っているわけではないと伝えたい。
【成功例】20代で2回目の短期離職をしても人生の終わりではない【なんとかなる】
1社目が2年9か月、2社目が1年6か月の勤務でした。
どちらも3年以内離職です。
(短期離職は、3年以内での転職を指すこととします。1年未満を、超短期離職とします。超短期離職は、したことありませんがおすすめしません)
ポジティブ転職かネガティブ転職かによって、会社側の受け取り方は千差万別
幸い私の場合、パワハラを受けたとか、業務量に耐えられなくなってというような、いわゆるネガティブ転職ではなかったのが大きいとは考えています。
どちらもキャリアアップのための転職で「いいところが見つかればいいなぁー」と長い目で探していたところ、いい会社から内定をもらえたので入社した経緯です。
とはいえ、面接をした会社の中には書類選考を通しておきながら「短い期間で2社経験して、3社目というのは引っかかります」ということを言ってくる面接官は一定数いました。(だったら、書類通すなよww)
書類選考でいっても、90社くらい出して10社書類通過だったので、9割くらいは書類落ちするということは覚悟した方がいいかもしれません。
(何社書類で落ちようが、志望する会社から1社でも書類通過があればいいという考え方が幸いしました。そういったポジティブシンキングは転職全般において重要だと思います)
とはいえ、3社から内定+1社からは希望年収を出せないため見送りという結果をいただき、最終的に待遇アップも叶う形となったため、短期離職複数回 (2回) は悲惨な結果にはならないということを実感しました。
以下、気をつけたことです。
履歴書 & 職務経歴書を作り込む
短期離職うんぬんの議論以前に、転職活動においてめちゃめちゃ重要なことです。
転職活動においては、履歴書+職務経歴書が最重要で、とくに職務経歴書で今までの経験やスキルがアピールできて、募集ポジションと親和性アリと判断されれば、書類通過となります。
さらに書類通過は、新卒就活よりも一層、内定への距離が近く、一部いじわるな質問をしてくる企業もありましたが、メインどころでいえば、職務経歴書に書いた内容の詳細確認として一次面接+最終面接が用意されているようなイメージです。
なので、面接では自分がこれまでしてきた業務について詳細説明すればいいので、一番の関門は「書類通過できるか」となりますね。
退職理由と志望理由に一貫性をもたせる
キャリアの一貫性は重要です。
ですので、もし現職のパワハラが原因で次の職場を探しているとしても、それは言わない方がいいでしょう。
あくまで、ポジティブに退職理由と志望理由を述べます。
退職理由例) より成長できる環境は〇〇だと思った、20代としてはより☆☆なはたらき方がいいと思った
志望理由例)△△を実現するためには□□業界である必要があると考える、●●ではなく▲▲な観点でお客様に貢献したい
業界、職種。変えるのは一方のみ
例えば、IT業界・営業から、不動産業界・経理には行くのはきわめて難しいでしょう。
その場合、IT業界・経理あるいは、不動産業界・営業が現実的なラインです。
できれば、IT業界・営業でマイナーチェンジが一番決まりやすいです。
業界でいえば、ITソフトウェアベンダ→ITハードウェアベンダ。職種でいえば、内勤営業→外勤営業。
自分も2回目の転職は、この方法でIT業界・営業でのマイナーチェンジです。(1社目は、IT・SE→IT・営業なので、業種変更なし・職種チェンジでした)
まとめます。
・履歴書 & 職務経歴書を作り込む
・書類9割落ちは覚悟する
・退職理由と志望理由に一貫性をもたせる
・業界、職種。変えるのは一方のみ
とはいえ、3回目で決めたい
なんだかんだ、2回転職でギリギリ20代となります。(私の場合、29才)
27~29までが転職におけるゴールデンエイジと言われており、ここで優秀な人材を引っ張ってくることに企業側は心を燃やしているので、この時期での2回目転職だったからこそ、うまくいったと思っています。
ここで、短期離職を避けて2年後の31才になって転職をしようと思っても「30超えちゃったんならいらない」という評価にもなりえます。
ここは転職エージェントや企業がゼッタイに言わないことですが、29才と30才はまったく違うと断言します。
企業側で年齢によるボーダーラインを設けていると確信します。
入ってきたばかりの新米とはいえ、年下が年上に教えるという構図は違和感があるんです。
31才の中堅社員が29才に教えるのは自然ですが、31才が33才に教えるのは不自然と捉える会社もあるということです。
真相は不明ですが、裏ルールとしてあると思ってます。
【おまけ】2回目の短期離職で使った転職エージェント
dodaを使いました。(ちなみに、1回目はリクルート)
2回目の転職とはいえ、転職エージェントはとても助かりますので、利用しない手はありません。
巷では、直接応募こそが正義という意見もありますが、年次別に給与テーブルが決まっている大企業を志願する場合は、直接応募したからといって転職エージェントに入る分のお金が自分に入ってくるということもないかと思うので、色々とフォローしてくれるエージェントを使うのがいいでしょう。
ただ、ビズリーチ経由で内定もらったところからは、入社祝い金25万円のオファーをもらったので、うまく交渉できれば、一時金支給してくれる会社もあるかもしれません。
※ビズリーチは転職希望者と企業をマッチさせるところまでで、あとは直接やり取りとなるため、報酬はマッチさせるとこまでなので、転職エージェントのように成功報酬=転職者の初年度年収の1/3までは取らなかったような?