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うざい「井の中の蛙サラリーマン」にならぬよう会社外でも人間関係を!

井の中の蛙とは、井の中の蛙大海を知らずの略で、広い世界を知らない人のことを指します。

井戸の中にいるカエルは、井の中から出ない限り大海を知ることはないということで、

この井の中の蛙、サラリーマンにおいても言えることです。

具体的には、新卒で入った会社にそのまま生え抜きで勤め続けて、社外との交流はあまりなく、転職をしたことがないので、自分のいる会社以外のことがわからないという状態です。

生え抜きでやっていけるということで、仕事に大きな不平・不満や問題があるわけではなく、平穏に暮らせているということですが、いかんせん参考にできる会社情報が自社しかないため、それが良いルールなのか正直微妙なルールなのか判断ができないという状況があります。

これが、サラリーマンにおける井の中の蛙現象で、これを防ぐためには社内だけでなく社外での交流を持ち、情報交換を行うことが大切です。

本記事では、サラリーマンにおける井の中の蛙を回避し、より良いキャリア形成をしていくためのポイントをお伝えします。




サラリーマンにおける井の中の蛙現象

前述の通りですが、社外とのコミュニケーションをしないでいると、自社ルールが当たり前になってしまい、それが妥当なのか否かが判断できなくなってしまいます。

これがサラリーマンにおける井の中の蛙現象でして、これを防ぐためには自社とは別の会社に勤める友人を持つことが大切です。

また、ざっくばらんに語り合える関係性が望ましいでしょう。
※もちろん、会社の機密情報に触れるなど、守秘義務に違反するようなことはしていけません。

井の中の蛙サラリーマンになるとどうなるか

一生を一つの会社で勤め上げるのならいいのですが、今の時代なかなかそうもいかない状況が起こり得るので、そういった際に対応ができなくなってしまいます。

会社のM & A
どこかの会社を買収したり、どこかの会社から買収されたりと、企業の組織体制は絶えず変化します。
またグループ会社間での合併などもありえます。
(最近では、NTT ドコモのTOB・NTTへの吸収合併 が有名ですね。)

このように事業のライフサイクルも刻々と変化する現代では、自らの所属する組織が数十年先まで変わらず同じ状況である保証はありません。
つまり、変化に対応できる人材でなければこの先の時代をうまく渡り歩いていくのは難しいということです。

また、今いる環境が自分にとって最適な環境である保証はどこにもありません。

一昔前は、新卒で入社した会社に勤め続け、成長し出世していくというのがサラリーマンの標準だったので、組織を変えるという選択肢がそもそも存在しなかったんですが、今の時代転職は当たり前となっているので、より良い条件の会社があれば転職をして移るということは可能です。

とは言いつつ、まだまだ転職する人は少なく、2019年時点で351万人(過去最多)にとどまります。
※生産労働人口=5600万人(2019年)

これは日本においてはまだまだ会社の力が強く、会社は労働者が選ぶものというところまではいってないということを意味します。

サラリーマンはその会社の慣習に従うしかない。しかし、それでは情報が足りず、世間知らずになってしまいます。

社外との接点をもつ方法

一番は、学生時代の友達と継続して会うことです。
小学校中学校高校大学と、学生時代の友達は貴重な宝物です。
社会人になったからといって連絡が途絶えてしまうのは、とても惜しいです。

ですから、定期的に連絡を取り合ってつながるのがいいのではないでしょうか。

そのついでに、お互いの近況報告やどういう働き方をしているのかを情報共有してみてもいいのではないでしょうか。

また、やや怪しげではありますが、業種交流会など行ってみても別業界の人と絡むチャンスがあるので、視野は広がりますね。(ネットワークビジネスなど横行しているので、別の意味で注意が必要ですが、)

要は、社内に固執しないこと

一言言うなら、これです。
社内コミュニケーションにのみ固執しないこと。社内政治にのみ肩入れしないこと。

あくまで自分がいるのは日本に400万ある会社のうちの一つであることを忘れないこと。

【おまけ】転職エージェントに登録しよう

転職するかしないかは別にして転職エージェントに登録して、別の会社も適度に眺めてみると面白いです。

自社は世間からどのように見えているのか
同業界、似た会社(競合他社)にはどのような会社があるのか
競合他社との違いは何なのか
全く別の業界の人はどんな働き方をしてるのか
などなど。

色々な会社の動向を追うことができますし、就職活動時とはまた違った気づきを得られるでしょう。

ちなみに、おすすめはリクルートエージェントです。業界最大手なので、一つ登録するなら、リクルートエージェントで間違いないでしょう。
エージェントに登録して、自身の市場価値を数値化しましょう。