本記事では、法学部 or 経済学部、どっちに進むべきか?について考察します。
【Q】法学部 or 経済学部だったら、どっちに進むべき?【A】進路ごと場合分けします
法学部 or 経済学部
大学受験を経験したことがある人なら、一度は迷ったことがあるこのテーマ。
私自身、受験生自体にはこのテーマの解が出ず、偏差値が高い法学部に進むことにしましたが、社会人になった今ならようやく解を出すことができました。
本記事では、法学部 or 経済学部、どっちに進んだらいいのかという疑問に答えます。
できることなら、受験生時代に知っておきたかったですが、時間を戻すことはできないので、これから受験される受験生に向けて、手助けになればと思い、本記事を書いています。
法学部 or 経済学部 = 進路ごとに場合分け
取得しやすい資格が変わってきます。(厳密にいえば、法学部 or 経営学部?)
実は、経済学部経済学科より、経営学科の方がよい?
経済学部では、企業における会計というよりは、社会全体における経済の仕組み (いわゆる、マクロ経済学・ミクロ経済学) を勉強するので、社会人になって実務で役に立つ知識というよりは、学問としての経済学に陥りがちです。
そのため、実は経済学科より、経営学科 (企業の会計を学ぶ) の方が学ぶ内容が実務に則しているという理由でいいのではないでしょうか。
そのため、本記事では法学部と経済学部 (経営学科) の比較として見ていきます。
法学部:法律系資格に強い
経済学部 (経営学科):会計系資格に強い
会計系資格
・簿記:会計系資格の登竜門。とりあえず持っておいて損なし
・BATIC:簿記 × 英語を組み合わせた資格
・公認会計士:監査法人に勤めることができる
資格の難易度は、公認会計士を除けば、会計系資格のほうが低いため、資格取得のハードルが低い。
そのため、何年目も勉強し続けなくてはならない訳ではなくて、学部で勉強した内容を活かして、資格取得が可能。
法律系資格:士業に強い
なぜつぶしが利くと言われているかと言えば、法律が私たちの生活を根幹から支えているという直接的な理由だけではなく、資格が取得しやすい=挑戦しやすく、資格を取得できれば、業務の幅が広がったり、できることが増えるという第二の理由も含まれるのではないでしょうか。
・宅建士:不動産会社において賃貸借契約で重要事項の説明をお客様にするために取得が必須
・行政書士:取得することで行政手続きの書類作成を代行することができる
・司法書士:
・社労士:
・弁理士:
・税理士:確定申告書の作成を代行することができる
士業が多い分、難易度は高い。
しかし、資格が取得できれば、独占業務もあり、独立開業もできるほどパワーを持った資格がラインナップされている。
どちらも
・FP:法学部がやや有利
・中小企業診断士:経済学部 (経営学科) がやや有利