本記事では、親孝行の呪いについて考察します。
誰もが知らず知らずのうちにかかってしまう、呪いです。
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【洗脳】意味のわからない「親孝行の呪い」にかかっていませんか?
親孝行の呪いとは?
少なくとも日本では親孝行するべきと言う固定観念が強いので、親孝行が満足にできてない人にとっては厳しい世の中です。
親孝行とは、儒教の考え方です。
韓国では日本よりも親孝行への思いが強く、親の言うことはゼッタイ、親がダメと言ったら諦めろレベルまで、親の存在感が強い社会となっています。
韓国のように親の発言権が強い国もあれば、アメリカやヨーロッパのように個人主義の国もあり日本は親の発言権より存在感が強い国となります。
親孝行が求められる場面としては
親の誕生日
父の日母の日
勤労感謝の日
敬老の日(親が高齢になっている場合)
初任給をもらったタイミング
などでしょうか。
実際にプレゼントをあげていない人にとっては
え、親に何もあげないの?
ここまで育ててくれたのに
薄情な人だという評価をされてしまいます。
購買戦略の一つ
バレンタインデーにチョコをあげるのは、それがお金になるからで、購買戦略のひとつです。
記念日としてチョコをあげるという文化を作り、
また、ホワイトデーのお返しなんてのも、2倍お得ですね。
本題においても、子どもの日と父の日・母の日かセットになっているという面では同じです。
実際のところ、父の日だから何なんだ母の日だから何なんだと思ったことがある人いるのではないでしょうか。
どこの誰だか分からない人が勝手に設定した日のせいで、ある種行動が誘導されているわけです。
親不孝じゃなきゃいんじゃない?
結論、親孝行できなくても親不孝でなければいいのではないでしょうか。
親不孝とは、親に迷惑がかかっている状態のことです。
迷惑の尺度は人によって違いますが、おおよそ以下のような状態ではないでしょうか。
■親不孝になりそうな状態
親より先に死んでしまう(一番キツイ)
借金まみれで親にお金をたくさん借りる
引きこもりニート状態で、働いてないし、何もしていない
迷惑かけていなければ、普通に生きていればいいと思うんですよね。
そこは、「自分たちで自分たちの首をしめる」日本人らしいといえば日本人らしいんですが。
社会的に見れば素晴らしい人が心の中に闇を抱えていないとも考えられませんので。
社会的に成功してる人の自殺とかってニュースになりますよね。
親との関係性の検討が不足している
そもそも親孝行がしたくてたまらなくなるほど、親といい関係が構築できている人は一握りではないでしょうか。
親から十分な支援を得られなかったり
親から応援されていなかったり
親に理解してもらえなかったり
理由は様々ですが、親と子の関係は家庭の数だけ違います。
親が大好きで仕方がないということ自体が幸せだということに気づくべきではないでしょうか。
そうではない家庭もあるというわけです。
それを「親と仲良くできないあなたが悪い」と結論づけるのはあまりに酷かと。
不要
強制されるものではないよね
自分が親孝行を善と考えればいいのですが、他人が親孝行していなかっただけにそれを責めるのはどうかと思います。
そういう人を結構多くないですか?
自らのスタンスを一つの価値観と捉えるというより、自らの価値観が絶対に正しいと、だからそれをしていない人は間違っていると捉えているように見えます。
だから、結論「仲良し親子は羨ましい。だけど、そこまででよくない?」といったところでしょうか。
無理だよね、めんどくさいよね
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