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【適当でいい】仕事は早く終わらせると損なので、そこそこでいい

本記事では、仕事は早く終わらせると損な理由と、仕事は適当でいいという理由についても触れます。

会社員としての模範ではありませんが、賢く生きるためのライフハックになるかなと思います。

会社の仕組みを理解することで、確実に生きやすくなるので、一つ参考にしてみていただければと思います。




仕事を早く終わらせるとどうなるか?

ふつうは早く終わらせた分、時間が空いて休憩時間が増えたり、別の勉強をする時間が増えるはずですが、残念ながら会社においてはそんな理想的な結末は待っていません。

仕事を早く終わらせると、別の仕事が降ってきます。

「仕事の報酬は、仕事」なんて言いますが、まさに仕事を早く終わらせた分だけ、別の仕事をやらなくてはならないということです。

では、なぜみんなそうまでして頑張るか。

それは、将来の出世のためです。

平社員は主任、主任は係長、課長、そして部長、役員と、一歩一歩階段を上っていくために、みな目の前の仕事に一生けん命取り組み、あくせく働くのです。(健気なものですね)

できる認定されると厄介なことも

職場においては、物分かりがよく、仕事を振ったらなんだかんだで片付けてくれる人に仕事が集まりやすいです。

いわゆるニッパチの法則 (またの名をパレートの法則) とも近いもので、できる認定をされると「〇〇ならやってくれるはず!」と期待されて、より重い仕事が舞い込んでくるようになります。

そして、仕事を任された側も上司や先輩社員の期待を裏切りたくないという一心で、消耗しながらもなんだかんだで仕事を完遂します。

そして、さらに大きな仕事が舞い込んでくるという悲劇のくり返し。(以下略)

ニッパチの法則:会社では上位2割の人材が、全体の売上の8割を生み出しているという法則。限られた優秀層がその他多くの凡人を支えているという構図。

サボリーマンの方が確実に得

出世するという道を捨てれば、サボリーマンは一つの生き方としてアリです。

出世したいと思う人間が一人消えることになるので、出世競争に参加している側からしてもプラスで、まさにWin – Winです。

 

 

諦められたからと言って、クビになる訳でも、給料が減るわけでもありません。(出世できなくなるので、必然的に上がり幅は限定的なものになりますが)

「あー、コイツはこれくらいがキャパだな」と判断されて、それ以上の仕事は降ってこなくなるという、むしろありがたい特典付きです。

間違っても「なんで、お前はこんな仕事もできないんだよ!」と叱責されることはありません。(一部の営業職は除く)

どの会社みても、職位が上がっている人ほど忙しそうにしてますもんね。

重役ほど暇そうにしている会社なんて見たことがありません。

 

幸い、まだまだ年功序列という仕組みは日本に残っていますので、会社の売上貢献というより、在籍期間が長くなればなるほど、お給料は伸びていくという仕組みです。

 

【出世コース】給料は増えるが、責任・ストレス・マネジメントの工数が増える

【出世を外れる】重い仕事は降ってこない

 

 

【秘密兵器】より儲かっている業界への転職

さらに言えば、平社員で年収が高い会社にいくという離れ業も残されています。

そもそも、給料とは自身の仕事の成果に支払われるものではなく、会社の売上から換算して妥当な範囲で支払われるものなので、自分が頑張らなくても会社が儲かってさえいれば、給料は上がるんです。

IT企業の多重下請け構造はチラッと耳にしたことあるかと思いますが、あれはまさに好例です。

まったく同じ仕事をしているのにも関わらず、一次請けか二次請けかによって、社員に還元される給料は増減しますので、まさに社会の闇といった感じでしょうか。

例えば、儲かってない中小企業の役員より、Amazonの平社員の方が年収は高いでしょう。

皆さんも容易にイメージできるかと思います。

もちろん、Amazonに入る人間は優秀であることが大前提ではあるのですが、中小企業の役員がAmazonの平社員と比較して、劣っているとも考えられないですよね。

1つの企業の経営方針を担い、支え続けているわけですから。

しかしながら、個人としてのパフォーマンスは置いといて、Amazonの方が一人当たりの売上が高くなるので、必然的に社員一人一人の給料も高くなります。(世の中、残酷ですね)

ですから、会社ではそこそこに仕事をしつつ、外部環境の中での自社を見つめながら、常に同業界でのポジションを確認しておくといいでしょう。

場合によっては、転職も視野に。

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