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ギブアンドテイクに「見返り」を求めると失敗する理由【結論:需要と供給です】

ギブアンドテイク (Give and Take) とは、何かを与えたら代わりに何かをもらう、何かをもらったら代わりに何かを与えるという、対等な共助関係のことをいいます。

似た言葉では「win-win」だとか「持ちつ持たれつ」「等価交換」とも言いますね。

ギブアンドテイクの関係性においては、何かを与える代わりに何かをもらうという性質上、見返りを求める形になりやすいのですが、安易に見返りを求めるのは危険です。

ギブアンドテイクに見返りを求めるとどうなるか

見返り先行型になるので

自分の行動にリターンがあるのかどうかは、需要と供給の話になってきます。

需要が大きければより大きなリターンが見込めますが、供給過多であればやや小さくなります。

・需要 (demand) = 欲しいと思う人の母数
・供給 (Supply) = それを供給する人の母数

需要と供給のバランスは刻々と変化するので、常に一定ではありません。

今現在需要が上回っていても、別の機会では供給が上回っているという可能性もあります。

つまり需要と供給のバランスを絶えず意識することが大切になってきます。

需要が多い時の供給はより価値が高く、供給が多い時の供給はそれほど高い価値を発揮しません。

例えば、砂漠のど真ん中で喉がカラカラな状態だった場合、1リットルの水は大きな価値を発揮しますが、反対に水が有り余っている状態ではむしろ価値は半減するでしょう。

※これが、社会においてはモノの値段を決める尺度になったりもします。需要が高ければ高額、需要が低ければ低額になります。

人間欲しいものが欲しいですし、いらないものはいらないので、今何が求められてるのかを考えることが、よりよいサービス提供をするために必須になってくる訳です。

返報性の法則

見返りを求めるのはナンセンスなのですが、実際にはギブをすると一定の比率で返ってきます。

これは返報性の法則が働いてるからで、人は何かをされるとそれを返したくなるという感情が働きます。

返報性の法則
何かをされるとそれを返したくなる原理

この返報性の法則の効果は、先に説明した需要と供給のバランスにも紐付いており、より価値の大きいことに対しては大きな返しをしたくなります。

需要と供給を見極めるためには

全体が見えていることと、他者視点を備えていることが必要があります。

全体から判断してどれくらいの重要度・緊急度になるのかによって、価値の大きさが変わってきます。
重要度緊急度

重要かつ緊急
重要だが緊急ではない
緊急だが重要ではない
重要でも緊急でもない

他者視点
自分から見えているものと他者から見えているものは違うので、その視点の違いを認識することが求められます。

 

【新しい視点】見返りを設計する

例えば、ビジネスでいえば、利害関係のあるもの同士のギブアンドテイクは分かりやすく、自分が何を求めていて、相手が何を求めているかはよく見えています。

そういった状況であれば、見返りを設計することも可能ではないでしょうか。

見返りを求めるというより、見返りを設計する。

こちらが〇〇をすれば、△△を相手から得られるだろう

と考えることです。

まさにギブアンドテイクでどちらも得たいモノを得られるのでハッピー。まさに、等価交換、win-winです。

ちなみに、本当の意味で見返りを求めないケースは「親から子への無償の愛」以外ありません。