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FPが「使えない、役に立たない、ムダ資格」と言われる理由

FP試験は、社会人に非常に人気の資格でして、年3回実施で、各回2万人弱の受験者がいます。

(年約6万人が受験。受験料が6000円なので、これだけで3億6000万円が動いていると考えると、すごいですね。)

しかしながら、一方で「使えない資格」「役に立たない資格」「ムダ資格」などと言われる場面もあります。

簿記やTOEICと並んで、社会人から人気のFPがなぜこのような扱いを受けているのでしょうか。

本記事では、FPが「使えない、役に立たない、ムダ資格」と言われる理由についてまとめます。




【結論】生活の役には立つが、それまで

どういうことかと言えば「FPを持っていても、それによって担当可能となる専門業務の類はない」ということです。

例えば、不動産業界だったら、宅建をもっていれば、賃貸借契約の重要事項の説明ができますし「各事業所ごとに〇人」といった風に、必要人員などあったりして、頭数として、宅建を取得している人間が必要になる訳ですが、そういった扱いにはならないのが、FPです。

FPを持っていたからといって、担当可能となる専門業務の類がないので、FPを持っていることによって、一定の知識があることにはなっても、そこからビジネス上のチャンスが広がる訳ではないんです。

仕事に活かせない強力な何かは持ち合わせていないということです。

また、FPは合格者が多く (難易度が低く)、希少価値が低いです。FP3級に至っては、合格率が8割近くあるので「受ければ大体受かる資格」という位置づけもあるでしょう。

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そういうわけで、履歴書に書いたところで、大したプラスポイントにはならないでしょう。