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【ギブアンドテイク】テイクばかりのテイカーが幸せになれない理由【結論:損得勘定を捨てろ】

そもそも、テイカーって何?

テイカーとは、ギブアンドテイク(Give and Take)において、テイク(Take)ばかりする人のこと、つまりもらってばかりでギブしない人のことです。

世の中ギブアンドテイク、持ちつ持たれつと言いますが、give 、take どちらに寄り過ぎてもよくなくて、二つのバランスをとっていくことが重要です。

本記事では、中でもテイクばかりのテイカーについて検討してきます。

■本記事の内容

・テイカーのどこがダメなのか
・テイカーはどういう評価をされるのか
・テイカーの抱えている欠陥

以上の内容です。

結論、テイクばかりのテイカーが幸せになれません。

ペンシルバニア大学の教授アダム・グラント (Adam Grant) 氏による「Give and Take: A Revolutionary Approach to Success」では、人間には3種類いると言われています。

 

・ギバー(Giver):与える人。差し出す人・
・テイカー(Taker):取る人。利用する人。
・マッチャ― (Matcher):ギバーとテイカーの中間。ギブもテイクもバランスよくする人。

理想はギバーでもなく、テイカーでもなく、マッチャ―とされています。

興味のある方は、一読してみてもいいかもしれません。




【はじめに】大人になるとギブの比率が上がってくる

 

お気づきの方も多いかと思いますが、子どもに比べて大人の方がギブする割合が高くなります。

世のために貢献していること

小学校→
中学→
高校→

大学→アルバイトの時間
社会人→1日8時間×平日5日分+残業時間分だけ働く
結婚してから→パートナーへのギブ
子どもが生まれてから→育児

テイカーの思考回路
自分にとって、

 

テイカーの抱える欠陥【損得勘定】

基本的には、人から何かをしてもらって嬉しいのは全人類共通でしょう。
つまり、テイクするのは当たり前ということです。
自ら進まずとも、テイクはしてしまうもの。テイクは無意識にしてしまうものなのです。

もっと言えば、テイクに価値が認められる場面はほとんどないということです。

ギブアンドテイクにおけるテイク
ギブアンドテイクにおいて、注視されているのは紛れもなくギブです。
時にはテイクすることもあるけれども、ギブを意識することによってギブアンドテイクになるというのか真意でしょう。
意識してギブすることの重要性を説いていることわざとも言えます。
ところがこれを、ギブアンドテイクだからテイクしてもいいと誤解してしまうと、質の低いテイクに価値を見出してしまうので注意が必要です。
※ごくたまにギブしたくて仕方がない人がいますが、そうでもない限り テイク が求められる場面はあまりありません。

テイカーの限界【予想だにしない場所からの広がり】

 

テイカーは、短期的には得をしているかもしれませんが、自分が予想だにしなかった場所からの援護射撃がないため、棚ぼたは得られない傾向にあります。

イメージとしては「それまでギブしてきた分が、棚ぼたという形で舞い込んでくる」という現象がギブしている人にはあります。

これが、テイカーにはないということです。

・人間関係なんてのは、どこから生まれるか分からない

・人生、予想だにしないことが起きる

 

この2つを肝に銘じておくといいでしょう。

実際、どこから何が起こるのか分からず、計画的偶発性理論という考え方があるくらいです。

【計画的偶発性理論】

個人のキャリアの8割は、予想しない偶発的なことによって決定されるという考え方。

ただし、その偶発性を理解し、偶然を計画的に設計することができれば、自分のキャリアを良いものにしていけるという理論。

つまり、棚ぼたに期待しすぎるということはないまでも、棚ぼたな展開が起こりやすいように、普段からよい行いをする、ギブをするという視点が求められるということです。

ギブアンドテイクのコツ【テイクした場面を覚えておく】

基本的にはギブアンドテイクに置いてギブしたタイミングを覚えている人が多いのではないでしょうか。
自分はいついつ〇〇をしてあげた

正しいこの考え方だと、行く先は「いついつギブした見返りはいつだろう」という結論にしかたどり着きようがありません。

一方、テイクしたタイミングを覚えるようにすると
いついつ〇〇してもらった分、いつ返そう
という思考回路が形成され、他者貢献に方向性が向かっていきます。

さらに、自ら見返りを求めることはナンセンスなものの、この世には「返報性の法則」が当てはまるのでギブをすればいつかその見返りが返ってくるのが自然です。
※ギブとその見返りが全く同値というわけではありませんが、おおよそ等しくなるでしょう。

【本記事のまとめ】テイクばかりのテイカーが幸せになれない

一方、ギブばかりでもダメなので、注意が必要

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