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この記事は「QUQURIの物件に住んでみたいけど、実際住めるか不安、、」という方に向けて書きました。
いま現在、QUQURI物件に住んでいる入居者としての生の声をお届けしたいと思います。
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最近、部屋が狭い代わりに家賃が安い「激狭物件」がはやっていますが、その先駆けが「スピリタス」という会社が運営する「QUQURI」というタイプです。
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QUQURIについて少々
QUQURI(ククリ)は、スピリタスという会社が運営している賃貸物件の総称で「3畳アパート」を売りにしています。
「3畳分のスペース + トイレ、シャワー、キッチン + ロフト」のシンプルレイアウトで、「部屋の広さ」を犠牲にするかわりに「新築、好立地、安い」を実現しています。
いままでの格安物件といえば「築年数のめちゃめちゃ古いボロ物件」でしたが、QUQURI(ククリ)の物件は、新築~築4年で、新しくキレイな物件が多いです。
スペースをおさえることで、時間とお金を獲得することができます。
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ちなみに「QUQURI」はギリシャ語で「繭」という意味です。
「若者が家賃よりも自己投資にお金をつかって、成長していってほしい」という思いが込められています。
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QUQURI (ククリ) に住むのに向いている人
QUQURIの物件は「スペースを犠牲にする代わりに、築年数新しい & 好立地を実現」という、コンセプトがしっかりしている物件なので、住むのに適している人も明確です。
●部屋が狭いことに抵抗がない人
●初期費用を極限までおさえたい人
●通勤・通学の時間を短縮したい人
QUQURI(ククリ) に住むのに向いている人【1】部屋が狭いことに抵抗がない人
QUQURI物件は「スペースをおさえて、好立地・低家賃を実現」をコンセプトにしているので、スペースを求めない人にこそふさわしい物件です。
むしろ「使わないスペースがあるくらいなら、ない方がいい」くらいに思っている人にとっては、楽園のような物件。
僕自身、レオパレス物件からの引っ越しでしたが、面積が半分になってなお、QUQURI物件のコンパクトさの方が居心地のよさを感じます。
人間、住む環境に適応していくので、狭かったら狭いなりに工夫して生きていきます。
3畳だと極端に狭いように感じるかもしれませんが、慣れれば違和感は感じません。住めば都、というやつですね。
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QUQURI (ククリ) に住むのに向いている人【2】初期費用を極限までおさえたい人
QUQURI物件のほかの物件と圧倒的にちがうポイントは、敷金も礼金もかからないところ。
引っ越しが気軽にできない最たる理由は「敷金・礼金」が比較的上位に入るかと思いますが、QUQURIの物件はそこを見事にカバーしています。
多くの物件はそれぞれ「家賃の一ヶ月分」を目安にしてますから、6万円の物件だとしても敷金・礼金がつけば、初期費用で30万~40万円近くかかります。
そんな中、QUQURIの物件は、敷金も礼金もないので、かかる初期費用は20万円前後におさえられます。(しかも、退去時の清掃費も前払いでこの安さ)
●敷金→6万円(家賃1か月分)
●礼金→6万円(家賃1か月分)
●仲介手数料→6万円(家賃1か月分)
●火災保険料→15000円
●カギ交換費→16200円
●保証会社委託料→17500円
●初月家賃→6万円
●初月共益費→5000円(おおむね5000円)
合計:29万3700円
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●敷金→0円、礼金→0円
●仲介手数料→交渉次第(0円にできます。後述します。)
●初月家賃(6万円)
●初月共益費→5000円(おおむね5000円)
●カギ交換費→16200円
●24時間あんしんサポート→16200円
●保証会社委託料→17500円
●退去時クリーニング費用→37800円
合計:152700円
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初月家賃+初月共益費をのぞくと、初期費用は87700円と10万円をきります。
「24時間あんしんサポート」というよくわからないサポートがつくのはQUQURI物件ならではですが、言うても16200円なので敷金 & 礼金ゼロがあれば痛くありません。
【おまけ】仲介手数料もカットできる
一人暮らしの賃貸でかかる初期費用といえば、敷金・礼金と「仲介手数料」ですが、実は仲介手数料もカットできます。
方法はかんたんで「ここ来る前に、●●不動産さんに行ってきたんですけど “即決いただけるなら仲介手数料無料でいいですよ” って言われました」 といえば、十中八九仲介手数料は無料になります。(体験談)
不動産会社のほうとしては「ほかに取られるくらいなら、仲介手数料なくてもウチで決めてほしい」が本音なので、この作戦は有効です。
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「仲介手数料ゼロって可能なの?」って思った方へ
仲介手数料が不動産会社のもうけの大部分ではありますが、仲介手数料とは別に「紹介料」があります。
(入居者をみつけた時点で、物件のオーナーからもらえるマージン)
なので、仲介手数料ナシでも不動産会社はもうかるわけです。
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ちなみに、この作戦をつかっても仲介手数料がカットできなかった場合は、有無をいわせず別の不動産会社をあたればいいと思います。
同じ地域であれば、どこの不動産会社もだいたい同じ物件を扱っているので、そこの不動産でなくても同じ物件に入居できます。
QUQURI (ククリ) に住むのに向いている人【3】通勤・通学の時間を短縮したい人
QUQURI物件のほとんどは「駅から徒歩10分圏内」にあるので、通勤・通学の時間を短縮できます。
駅から遠くて家賃が安くなるのは当たり前ですが、駅から近くても安いのが魅力。
「部屋のスペースと引き換えに、時間とお金に余裕をつくる」というコンセプトにあった立地になっています。
QUQURI (ククリ) 物件のデメリット
実際のところ、ココが気になる人が多いのではないでしょうか。
【1】部屋が空く前に埋まる
【2】日当たりがわるい部屋がある
【3】夏場は湿気がたまりやすい
【4】音もれする
QUQURI (ククリ) 物件のデメリット【1】部屋が空く前に埋まる
QUQURI物件に弱点があるとすれば、内見ができないことです。
QUQURI物件では退去者は事前に「退去の2か月前に事前通知」することになっていますが、実際の退去日よりも先に次の契約が決まることがほとんどです。(それくらい競争率が高い)
僕自身、即断即決したほうではありましたが、それでも一日悩みました。
西向きの角部屋と南向きのまんなか部屋で迷いましたが、その一日で角部屋が埋まってしまったくらいです。
QUQURI (ククリ) 物件のデメリット【2】日当たりがわるい部屋がある
スペースの節約と好立地を追求した結果ですが、QUQURIの物件は建物が密集しているような、わりと奥まったところにある場合があります。
その場合、となりの建物のほうが高いと「日当たりが微妙、、」ということもあります。
物件がよくても、日当たりがわるいだけで、住み心地はガラッと変わります。
ここは、内見ができないにしても、物件の前までいけば大よそわかるので、事前にチェックしておいたほうがいいです。
QUQURI (ククリ) 物件のデメリット【3】夏場は、湿気がたまりやすい
ククリ物件は、お風呂の浴槽がなく、シャワールームのみの作りになっています。
そのため、室内に湿気がこもりやすく、定期的な換気が必要になります。
QUQURI (ククリ) 物件のデメリット【4】音もれする
QUQURIの物件は、木造のアパートタイプなので、音もれします。
電話の話し声、咳払い、くしゃみ
テレビの音などは聴こえませんが、主に「生活音」が漏れやすいです。
QUQURIの物件だからという訳ではなく、木造アポ―ト全般に言えることですが、音に敏感な人は、苦労するかもしれません。
とくに、隣の人の咳払いが気になります。
話し声は不定期ですが、咳払いは断続的に続くのでツライですね。
咳払いがひどいときは、イヤホンで音楽を爆音で流して耐えてます。
QUQURI (ククリ) 物件チョイスのチェックポイント
今回は、僕がQUQURIの物件に住むのを決めるに際して、加味した✔ポイントは以下です。
●ゴミ捨て場が近場にあること
●ポストが入り口のすぐ近くにあること
●日差しが入ってくること
●トイレ、バス別であること
QUQURI (ククリ) 物件チョイスのポイント【1】ゴミ捨て場が近場にあること
一人暮らしをしていく中で、意外と重要なのが「ゴミ捨て場の位置」です。
理想は「物件の入り口のすぐ横か、出てすぐのところ」ですが、物件によっては道をはさんで向かい側にあったり、もっと遠くに追いやられている場合もあります。
ゴミ捨て場の位置がわるいと、ゴミを捨てに行くのがめんどうになり、部屋の中にゴミがたまっていきます。
QUQURI (ククリ) 物件チョイスのポイント【2】ポストが入り口のすぐ近くにあること
ゴミ捨て場と同じくらい大事になってくるのが、ポストの位置です。
こちらも理想は、物件の入り口付近。(オートロックの物件なら、エントランスの脇にでも置いてくれたら最高。)
郵便物のチェックは、しなくてはいけないことですが好きな人はいないと思います。
ポストの位置がわるいと、郵便物のチェックがおろそかになりやすく、いつの間にか2か月、3か月確認していないなんてこともざらにあります。
物件の入り口にまとめて設置しておいてくれれば、部屋に入る動線のままチェックする習慣がつきます。
QUQURI (ククリ) 物件チョイスのポイント【3】トイレ、バス別であること
まだまだ、トイレ・バスが一緒になっている「ユニットバス」タイプの物件が多いですが、冷静にトイレとお風呂が合体しているのはストレス。
落ち着いて用を足すことも、落ち着いてシャワーを浴びることもできません。
ユニットバスのメリットはスペースの節約ですが、なんでも合体すればいいものでもありません。
挙句、たいして使わない浴槽がある物件がほとんど。
スペースを節約するなら「浴槽をなくせばいいじゃん?」と思っていましたが、QUQURIは見事にこの要望を叶えてくれました。
トイレ・バスを別にしようとすると、家賃がはね上がるイメージがありましたが助かりました。
【さいごに】住む前に、現地にはいこう!
前述しましたが、QUQURI物件は部屋が空く前に埋まってしまうので、内見ができないのが基本です。
不動産会社の方から、ほかのQUQURI物件をいくつか紹介いただきましたが、自分で歩いて見に行った結果が「自分には合わないな、、」と思ったものもあります。
●川沿いの物件なのはよかったが、音をさえぎるものがないので、電車の音が筒抜け
●閑静な住宅街かと思いきや、目の前に幼稚園があり、昼間は園児の声がすごく響く
●大通りに面しているため、夜間でも車の通る音がきこえそう
中は見れないにしても、一度現地に出向いて、近隣の住環境や周辺の施設の充実度をチェックしてみることをおすすめします(僕は、3回行きました)
僕が実際に住んでいる物件の間取りは、YouTubeの動画にしているのでぜひ参考にしてください。
●【3畳】東京都内・家賃5万2500円の部屋を紹介【スピリタス社・QUQURI】
●【ルームツアー】3畳ワンルームの寝室 (ロフト) を紹介【スピリタス社・QUQURI】
QUQURI物件の探し方
QUQURI専用のサイトなどがあればいいのですが、現時点ではオーナー向けのサイトしたないので、物件は賃貸のサイトから見つけることになります。
僕は「SUUMO」で探しました。
SUUMOは、検索条件のバラエティが充実しているので、使い勝手がいいです。
「詳細条件」から、以下を選択します。
●礼金なし、敷金・保証金なし(←これだけでかなり絞り込める)
●専有面積20平米以下(←広いけど、築年数が古い物件を省ける)
●駅からの徒歩分数:10分以内(←QUQURI物件のほとんどは駅チカ)
検索結果を見ても「QUQURI」とは書いてありませんが、部屋面積が9~10平米だったら、QUQURI物件である可能性が高いです。
(10平米以下の激狭物件はそれ用に作らないと中々実現できないため)
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