似た者同士は、うまくいかない。
どこの誰が言い出したことなのか分かりませんが、まったくもって意味がわからない。
「似た者同士の方が、うまくいく」と、ここに断言したいと思う。
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似た者同士のことわざ
はるか昔から、似た者同士がうまくいくことを表す「ことわざ」はいくつかある。
つまり、似た者同士がうまくいくことは、はるか昔から自明のことだったということだ。
●類は友を呼ぶ(るいはともをよぶ)
●類をもって集まる(るいをもってあつまる)
●牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
なぜ「似た者同士は、うまくいかない」なんて言われるか?
では、なぜ現代において「似た者同士は、うまくいかない」なんて言われるかのかと言えば、「多様性」だとか「協調性」だとかを大事にすべきだという意見があるためではないだろうか。
● 似た意見だけでは、一辺倒になる
● 自分とは異なる他者の意見も取り入れるべきだ
そういう言説が流布しているからこそ「似た者同士は、うまくいかない」なんていう意味のわからない主張が出てくるのだ。
実際、似た者同士というのは、まったくのコピーだとダメという意味であって、現実にまったく同じ考えをもった人はいない。
だから、そんな無用は心配をする必要はないのだ。
基本的には、似ていた方がいいに決まってる。
その点踏まえて、下記についてより詳しく見ていきたいと思う。
● 友人関係における似た者同士
● 恋愛・結婚における似た者同士(カップル)
● 職場・仕事における似た者同士
友人関係における似た者同士
友人関係において、似た者同士はいい友達になれる。
●趣味が合う友達
●価値観が合う友達
●共通点が多い友達
必ずどれかしらが当てはまると思う。
似ているところがまるでないのに、長い間、仲のよい友達でいられるのは稀である。
必ずどこかに似た者同士なポイントがあるはずだ。
恋愛・結婚における似た者同士(カップル)
恋愛において、なにかしらの共通点がなければ、お付き合いには発展しない。
人間、まったく理解できない異性に飛び込んでいけるほど冒険家ではない。
また結婚においても、金銭感覚が似た者同士、教育方針が似た者同士、食生活のリズムが合う者同士が結婚する。
似た者夫婦なんて言いますよね。
職場・仕事における似た者同士
職場における似た者同士は、無論、息が合うので仕事がはかどる。
仕事においては、個々のスペックとは別次元で、仕事をする相手との相性も大事になってくるので、似た者同士でコンビを組むのが生産性が上がりやすい。
お互いの得意・不得意は理解できていた方がいいし、それらを補完し合える人間関係が理想的だと思う。
【例外】似た者同士がうまくいかないパターン
例外的に「似た者同士がうまくいかないパターン」は、昔のことわざを参考にするといい。
●蛙の子は蛙(かえるのこはかえる)
●どんぐりの背比べ(どんぐりのせいくらべ)
●同じ穴の狢(おなじあなのむじな)
●五十歩百歩(ごじっぽひゃっぽ)
これらのことわざは「程度の低い次元で争い合う似た者同士」を揶揄することわざだ。
つまり、その場所の環境自体に問題がある。うまくいかないのは「対人関係」というより「その場所そのもの」という意味。
こういうときには、一刻も早くその場所から退散して「よりよい似た者同士」を作らなくてはいけない。
【裏ワザ】似た者同士のレベルを上げていくことが、人生を豊かにする
具体的には、職場のレベルを上げるのが一番の近道になる。
人生の半分以上は仕事に時間をつかうことになるので、仕事において似た者同士のレべルを上げていくことは、人生を圧倒的に豊かにする。
似た者同士のレベルを上げていくための、作戦は以下。
① MIIDAS (ミイダス) で、いまの自分のレベルを把握
→ ② 自分の過去 (歴代) の年収を集計とって、把握
→ ③ 転職サイトに3社登録して、求人情報を比較
→ ④ 目当ての企業を選出した上で、キャリアアドバイザーと面談をする
① MIIDAS (ミイダス) で、いまの自分のレベルを把握
MIIDAS (ミイダス) は、無料で「年収診断」をしてくれるサービスです。
● 基本情報・学歴・離職期間
● 所属企業・職種・スキル
● ビジネススキル・資格
● 語学力
必要情報を入れて診断をしてもらうことで、いまの自分の市場価値からみた「推定年収」が算出されます。
転職市場においては、いまの自分の年収から15%増くらいを狙っていく
② 自分の過去 (歴代) の年収を集計とって、把握
実際問題として、いま現在の自分の年収を正確に把握している人は、意外にも少ないかと思います。
月々の自分の「額面」と「手取り」、きちんと集計していますか。
銀行口座に入金される給料を、なにも考えずにただ受け取るなんて姿勢ではないですよね。
そもそも、年収とは「1年間でもらったすべての額面の合計」だということ、知ってましたか。
手取り額ではないので、注意してください。
③ 転職サイトに3社登録して、求人情報を比較
転職サイトは、最低でも3社登録した方がいいと考えます。
なぜなら、比較ができるから。
1社だけ登録して、そのまま面談に行ったとしたら、そのサイトのキャリアアドバイザーの言うことをみすみす鵜呑みにするほかありません。
キャリアアドバイザーの言うことが信用できないという訳ではありませんが、無思考で転職活動にのぞむことほど、危険なことはありません。
だから、必ず3社は登録して、求人の出し方だとか、提示される条件を比較するのが「賢い転職活動」です。
「でも、転職サイトってたくさんありすぎて、どれに登録すればいいのか分からない…。」という方は、以下の3つにいますぐ登録して下さい。
リクルートエージェント:言わずと知れた大手転職エージェント
マイナビエージェント:リクルートと雌雄をなす大手サイト
doda:「転職は、doda」でおなじみの日本最大級エージェント
④ 目当ての企業を選出した上で、キャリアアドバイザーと面談をする
上記のサイトへの登録が済んだら、自分の願望に合った求人を色々をチェックしていきます。
● 年収(いくら、もらえるか)
● 仕事内容(なにをするか)
● 平均残業時間(どれくらいキツイか)
● 立地(どこではたらくか)
● 会社規模(どれくらいの人がいるか)
● 職場の雰囲気(どんな人がいるか)
「転職してみてもいいかも。」と思っていても、はたらく上で大事にしていきたい基準が明確になっている人は多くありません。
転職活動は、「人生規模で考えてもビッグイベント」になるので、そこは、とことんこだわって向き合っていくべきです。
● 月々〇〇万円くらいもらいたい、年間だと□□万円もらいたい
● △△に携わる仕事がしたい
● 月〇〇時間以上は、残業したくない
● □□駅の近くではたらきたい、エリアでいえば△△辺り
● 〇〇人以上の会社がいい、□□人以下の会社がいい
● △△な人が多い職場がいい、比較的ゆるい or 厳しめのところがいい
各項目を明確にした上で、実際の求人を見て、次の職場ではたらくイメージを明確にした上でアドバイザーには会うべきです。
リクルートエージェント:言わずと知れた大手転職エージェント
マイナビエージェント:リクルートと雌雄をなす大手サイト
doda:「転職は、doda」でおなじみの日本最大級エージェント
まとめ
● 友人関係において、似た者同士はうまくいく
● 恋愛・結婚においても、似た者同士はうまくいく
● 職場・仕事においても、似た者同士はうまくいく
【結論】似た者同士、仲良くすればいい
【補足】似た者同士のレベルを上げていく努力は、人生を豊かにする
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・スタンフォードの自分を変える教室
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