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【ケチは損】ケチをやめたい・直したい人がすべきこと【提案】

この記事は「ケチである自覚はあるけど、ケチが治らない、、」という方に向けて書きました。

ケチ = 損です。ケチだと、色々なことを失うことになります。




【出発点】ケチ = 損という理解から

ケチを改善するためには、まず「ケチ = 損」であることを身に染みて理解する必要があります。

ケチは、友達を失う

ケチであることは「友達を失うきっかけ」になります。

交友関係において、金銭感覚は大事な尺度です。

●旅行に行こうとしても、一人だけ来ない

● 遊びの誘いも、お金がかかるモノには来ない

これでは、遊びに誘うのもめんどくさくなってしまいますよね。

高価な買い物や高額な遊びに付き合う必要はないですが、金銭感覚がいちじるしくケチであることは交友関係を狭めます。

ケチは、時間を損する

● 時間がかかってもいいから、最安ルートで帰る

● 少しでも安い食材を手に入れるために、遠くのスーパーまで歩く

● 家賃や生活費をおさえるために、職場・大学から遠い駅に住む

これらは、みな「お金は節約」できていますが「時間は浪費」しています。

いわば、お金を時間に変えているといった状態。

時間を取るか、お金を取るかは、個人のバランスによるところではありますが、時間貧乏になるのはどうなのでしょうか。

ケチと倹約家のちがい

「ケチ」「倹約家」は、紙一重なところがあります。

「ケチ」「倹約家」のちがいって、何なの?

答えは、お金の使い方に隠されています。

倹約家は、お金の使う目的が明確である

ただお金を使わなければいいと考えるのが、ケチ。不必要な出費はとことん削るのが、倹約家です。

たとえば、飲み会の誘いを断るとき

●ケチ→お金を使いたくないから行かない

●倹約家→飲み会よりもやるべきことがある

といった具合に、断る理由にちがいがあります。

倹約家は「何にお金を使うべきか」を明確にしているので、ムダな出費を削減することができます。

ケチな人は、ただ「お金を使わなければいい」と思っているだけなので、

【解決策】貯金計画の見直しを

ケチな人は、ずいぶん自分にストイックな貯金計画を立てているか、具体的な貯金目標をたてず節約をしつづけている可能性が高いです。

高すぎる目標は破綻するので、貯金計画を見直してみる必要があります。

お金を尊ぶこころは維持すべき

ケチときくと、わるいイメージが先行しますが、お金を大切にすることはよいことです。

ケチな人は、お金を大切にする気持ちが少々つよすぎるだけです。

けっしてわるいこととも言えません。

要するに、バランスの話で「あの人は、自分のお金のことしか考えていない」と思われない範囲で、倹約家でいればいいと思います。

【おまけ】ケチは遺伝なのか?

イスラエルの研究者の調査によれば「AVPRIaという遺伝子をもつ人はケチでない」ことが発表されています。

AVPRIa = アルギニン-バソプレシンを脳細胞に作用させる

アルギニン-バソプレシン = 人とのつながりに関係するホルモン

少しむずかしいですが、要約すると「AVPRIa」をもつ人は、人と仲良くなるためにお金を使うことをいとわないということです。

ケチの遺伝的性質は「AVPRIa」のはたらきによって認められています。

【国民性】日本人は、ケチ民族

AVPRIa遺伝子はぬきにして、日本人は国民性としてケチな民族です。

●誰の責任かを明確にしたがる民族

●自己責任の文化がある

●自己肯定感が低く、不安を感じやすい

日本人の性格として、上記には異論はないかと思います。

不安を感じやすく、人に頼ることが苦手なので、お金に高い価値を感じるということです。

ケチは、家庭環境からも影響を受ける

●裕福な家庭に育ち、お金をつかうことに抵抗を感じることなく育った人

●貧乏な家庭に育ち、お金は節約するものと教えられた人

両者を比較したときに、どちらがケチになりやすいかは想像に難くないでしょう。

当然「ケチ」は家庭環境や、周囲にいる人のお金の使い方にも多分な影響を受けるということです。

【改善策】太っ腹な人と付き合うようにすること

子どもの頃は、周囲の人間関係を自分で選ぶことができないですが、大人になるにつれて周囲で付き合う人間を選択できるようになります。

もし仮に、周囲の人間がみなケチな人だった場合、個人の努力だけではケチ脱却はむずかしいでしょう。

そういうときには、太っ腹な人とより多くの時間を過ごすようにすれば、周囲につられて自分も太っ腹な人になっていきます。