「貯金はいいこと」「お金はたくさんあった方がいい」という意見は広くみとめられていますが「貯金する意味」について考えたことは一度はあるのではないでしょうか。
断言しますが、貯金することそれ自体に意味はありません。ただの自己満足のようなものでしかありません。
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【結論】貯金する必要性は、目的の可否
目的のある貯金には意味がある
貯金して買いたいモノが、明確に決まっている
という方は、迷うことなく貯金をすればいいと思います。
ただ貯めることに意味はない
● 貯金をして買いたいモノはないけど、
● 目的はないけど、なんとなく貯金している
もちろんお金はあって損はありませんから、貯金をすることはわるいことではありませんが、とくに意味はありません。
金銭的に裕福でも、幸せにはなれない
日本といえば金銭的に裕福な国ですが、国民の幸福度はけして高くはありません。
このことが「お金があっても、人生は豊かにならない」ということを物語っています。
ちなみに、世界一幸せな国と知られているのが、ブータン。
ブータンといえば、アジアの端のほうになる発展途上国です。
客観的にみれば幸福度が高いわけがないのですが、国民の主観的評価では幸福度が高いようです。
貯金大好きマンになってはいけない
お金があっても、幸せにはなれないですから、貯金大好きマンになってはいけません。
【核心】半端な貯金は、精神安定剤でしかない
● 貯金がないと、なんだか不安
● 貯金があると、なぜかわからないけど安心
という方は多いでしょう。
ただ、貯金は「なんとなく安心」という安心感しかもたらしません。
もちろん、数千万~数億円の貯金ができれば、一生分の安定が保証されたも同然です。
しかし、数十万~数百万円程度の貯金では使ってしまえばすぐになくなります。
【注意点】貯金をすればするほど、安定志向になる
「もしものときに備えて、お金を貯めておく」というのはいいことですが、貯金をすればするほど安定志向になります。
がんばって貯めたお金に手を出したくないのは当然ですから。
お金を貯金すればするほど「お金があるのに、さらにお金を貯めつづける」というジレンマを味わうことになります。
貯金よりも大事なのは、稼ぐ力を見につけること
● 1か月の出費を1万円おさえて、1万円貯金した
● 1か月の収入を1万円ふやして、1万円貯金した
貯金できた金額としては同じ1万円ですが、両者には大きなちがいがあります。
節約でできるのは「無駄のカット」です。
生活にムダがなくなれば、カットするモノもなくなり、それ以上節約することはできなくなります。
一方、収入アップはいわば「新しい価値の創出」です。
新しい価値を生み出し続ければ、収入は青天井にふえていきます。
節約 → 限界がある
収入アップ → 無限大
稼いだお金は、さらに稼ぐために再投入する
稼いだお金は、さらに稼ぐために再投入することをおすすめします。
いわゆる「自分への投資」というやつです。
投資には、下記があります。
● 知見を広げる投資 (ex) 本を買う
● クオリティを上げる投資 (ex) 最新のパソコンを買う
● スピードを高める投資 (ex) 都心に住む、タクシー移動
● モチベーションを回復する投資 (ex) マッサージ、アロマ
自己投資ときくと「知見を広げる投資」や「クオリティを上げる投資」をイメージしやすいですが「スペードを高める投資」や「モチベーションを回復する投資」も立派な自己投資です。
時間は有限。自己のモチベーションも有限。
自分自身のメンタルをフットワーク、モチベーションを管理するための投資は惜しむべきではありません。
タクシーは、行動するフットワークを軽くする
「電車で行けるところに、タクシーで行く意味が分からない」という人は、タクシー利用者を「浪費家」と思うかもしれませんが、あれは浪費ではありません。
どこかに行こうとしたときに
タクシーですぐ行けるなら行きたいけど、電車とか乗り継いでなんだかんだ時間かかるならいかなくていいや
と思ったことが一度はあるのではないでしょうか。
タクシー利用は、こういった「行動するめんどくささ」を解消します。
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